とっておきシネマ
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】ドイツ映画『ハルバーシュタットの埋蔵金』
今週ご紹介する映画は、東西統一を目前に控えた旧東ドイツで、実際に起きた紙幣盗難事件を基にしたヒューマン・コメディ『ハルバーシュタットの埋蔵金』です。実際に400トンもの紙幣を見つけたとしたら……(考えるだけで興奮して鼻血 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『私はあなたを知らない、』
今週は、中野量太監督の『私はあなたを知らない、』をご紹介しましょう。2016年公開の『湯を沸かすほどの熱い愛』など、“家族”をテーマに作品を撮り続けてきた中野監督の10年ぶりのオリジナル脚本作品です。タイトルに「、」がつ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『見えない娘 THE INVISIBLES』
今週のとっておきの1本は、透明人間のお話……と言っても、ホラーでもなければサスペンスでもありません。気がつけばハートウォーミングな家族の物語。目には見えない透明人間の姿や、その思いを想像しながら観ていただきたい作品です。 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】アメリカ映画『ドラマなふたり』
今週のとっておきの1本は、誰もがうらやむ完璧なカップルが、結婚式の 1 週間前に花嫁が告白した〈最悪の秘密〉をきっかけに生涯最悪の危機に向き合う『ドラマなふたり』。映画の公式サイトのイントロダクションには「カップルでのご […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『平行と垂直』
今週のとっておきの1本は、アイドルグループ・SUPER EIGHT の安田章大さんが企画した『平行と垂直』という作品。自閉スペクトラム症の兄と、結婚を控えた妹が人生の節目に自分たちの“これから”を見つめ直す物語。舞台は大 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】台湾映画『左利きの少女』
今週は、台北の夜市を舞台に、厳しい現実を生きる母と娘2人の日々を描いた『左利きの少女』をご紹介します。見どころは、物語の中心となる5歳の左利きの女の子のあどけない逞しさと、アイフォンで撮影されたという夜市の遊園地のような […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『ヒトラーの毒見役』(イタリア・ベルギー・スイス)
今週は、第二次世界大戦下で、銃後に置かれた女性たちを主人公にした『ヒトラーの毒見役』をご紹介しましょう。ヒトラーの食事の毒見役として集められた、ごく普通の若きドイツ人女性たち……その中のある女性の証言をもとに、イタリア人 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】フランス映画『プライベート・ケース』
今週は、ジョディ・フォスター主演の心理サスペンス『プライベート・ケース』をご紹介します。全編フランス語で演じるジョディは、歳を重ねてますますカッコイイ……と同時に、元夫役のダニエル・オートゥイユとのシーンではクスっと笑え […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『隣人たち』(アメリカ・ベルギー・フランス・イギリス)
今週は、ヒッチコック作品を彷彿とさせる『隣人たち』をご紹介します。ベルギーのアカデミー賞“マグリット賞”で、史上最多の9部門を受賞した『母親たち』をリメイクしたこの映画は、アン・ハサウェイとジェシカ・チャステインが圧巻の […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『大統領のケーキ』(製作国:イラク・アメリカ・カタール)
今週のとっておきの1本は、1990年代のイラクを舞台に、大統領の誕生日ケーキを作らなければならなくなった少女の物語。イラク出身のハサン・ハーディ監督が、自身の子供時代の体験をもとに描いた作品で、当時はケーキを用意できなけ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『黒牢城』
今週は、米澤穂信さんの直木賞受賞作で本木雅弘さん主演の『黒牢城』をご紹介しましょう。戦国時代を描く時代劇でありながら、本格的なミステリでもあり、国内4大ミステリランキング全てで1位を獲得した傑作です。現在公開中、イオンシ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】イタリア映画『ダイヤモンド 私たちの衣装工房』
今週は、困難を乗り越え幸せを掴んでいく女性たちを描いた『ダイヤモンド 私たちの衣装工房』をご紹介します。ローマの衣装工房を舞台に、高い技術をもつお針子たちが納得いくまで何度もやり直し、最高の一着を仕上げていくというお話。 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本・フランス・ドイツ・ベルギー合作『急に具合が悪くなる』
今週のとっておきの1本は、先月開催されたカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した『急に具合が悪くなる』です。マリー=ルーと真理……同じ名前を持つ2人の女性が偶然に出会い、友情を超える絆を結ぶ物語です。主人公2人を演じたヴィルジ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】アメリカ映画『エレノアってグレイト。』
今週は、ハリウッド俳優スカーレット・ヨハンソンの長編映画初監督作品『エレノアってグレイト。』をご紹介します。ニューヨークを舞台に、底ぬけに明るい老婦人と母を亡くした学生が、“嘘”をきっかけに親しくなり友情が芽生え、人生の […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『箱の中の羊』
毎年5月はカンヌ国際映画祭が開かれます。先日、今年の受賞結果が発表され、パルムドールはクリスティア・ムンジウ監督の『フィヨルド』に贈られましたね。また、『急に具合が悪くなる』の岡本多緒さんが日本人初の女優賞を受賞という快 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】韓国映画『君と僕の5分』
今週のとっておきの1本は、日本の大衆文化流入が規制されていた2001年の韓国を舞台に、J-POP を通して心を寄せ合う少年たちの姿を丁寧に描いた『君と僕の5分』。 日本の音楽ユニットglobe の楽曲が挿入歌として使われ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】イタリア・フランス製作『ヴィヴァルディと私』
今週は、18世紀のイタリア・ヴェネツィアを舞台に、孤独に生きる一人の少女がヴィヴァルディの指導によってヴァイオリンの才能を開花させ成長していく姿と、己の才能が評価されることを渇望するヴィヴァルディの内なる野望を描く、『ヴ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『幕末ヒポクラテスたち』
今週は、故・大森一樹監督が生前最後に企画した作品『幕末ヒポクラテスたち』をご紹介します。京都府立医科大学を卒業し、医師免許を持つ大森監督が、自身の経験をもとに京都の医大生たちを描いた『ヒポクラテスたち』は1980年に公開 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『ラプソディ・ラプソディ』
今週のとっておきの1本は、横浜市中区全面協力のもと、オール横浜ロケで撮影が行われた『ラプソディ・ラプソディ』。劇中に、実在のレストランや花屋などがそのまま登場するのも見どころとなっています。もしあなたの知らない間に、全く […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】アメリカ映画『サンキュー、チャック』
今週は、スティーヴン・キング原作の『サンキュー、チャック』をご紹介しましょう。恐怖の先にこそ輝く、愛と希望を描く人間賛歌となっています。物語の中で不可思議な広告の人物として登場し、徐々にその数奇な生涯が明かされていくチャ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『LOST LAND/ロストランド』
今週は、日本・フランス・マレーシア・ドイツ国際共同製作のもと、全編海外ロケで撮影された『LOST LAND/ロストランド』をご紹介します。子どもの視点から、ロヒンギャ難民たちが辿る過酷な密航の旅路を描いた作品。第82回ベ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】韓国映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』
今週のとっておきの1本は、4月10日(金)公開、韓国映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』をご紹介します。ソウルの芸術団を舞台に、“母を失くした女子高生”と“完璧主義の先生”の共同生活による心の交流を描いた作品。第74回ベルリ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『かもめ食堂』
今週は懐かしい日本映画のリバイバル上映をご案内しましょう。群ようこ原作の『かもめ食堂』を、小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ主演で2006年に映画化した作品。北欧フィンランド・ヘルシンキで、小さな食堂を営む日本人女性のサ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】ドイツ映画『1975年のケルン・コンサート』
今週は、世界で最も売れたジャズ・ソロ・アルバム「ザ・ケルン・コンサート」誕生の裏にあったドラマチックな物語をご紹介しましょう。主人公は、当然コンサートでピアノを演奏したキース・ジャレット……かと思いきや、実はそうではあり […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】イギリス映画『ハムネット』
今週は、数々の傑作を世に残し、時代を超えて世界中から愛されているイギリスの偉大なる劇作家ウィリアム・シェイクスピアとその妻の物語『ハムネット』をご紹介します。シェイクスピアとはどんな息子であり、夫であり、父親であったのか […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】韓国・アメリカ製作『キング・オブ・キングス』
今週のとっておきの1本は、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズが我が子のために書き下ろした『私たちの主の生涯』(「The Life of Our Lord」)を原作としたアニメーション映画。イエス・キリストの生涯とディケ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】スイス・ドイツ製作『ナースコール』
今週のとっておきの1本は、人手不足の満床病棟で絶え間なく看護師に降りかかる激務と不測のトラブルを、緻密なリアリティと臨場感あふれる濃密なスリルで描く『ナースコール』。結論の出ない話ではあるけれど、知らなければならない、そ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】アメリカ映画『ウィキッド 永遠の約束』
今週は、3月6日(金)公開『ウィキッド 永遠の約束』をご紹介します。昨年の春に公開され大ヒットした『ウィキッド ふたりの魔女』の後編です。ブロードウェイでロングラン上演されてるミュージカルで、日本でも劇団四季の公演でファ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『木挽町のあだ討ち』
今週のとっておきの1本は、時代劇の枠を超えた極上のエンターテインメント『木挽町のあだ討ち』をご紹介します。直木賞と山本周五郎賞をW受賞した永井紗耶子さんの同名小説が原作です。やさしい嘘に包まれた、心温まる爽快な人情ドラマ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】ノルウェー映画『センチメンタル・バリュー』
今週は、昨年の第78回カンヌ国際映画祭でグランプリ受賞し、本年度アカデミー賞フロントランナーとの呼び声も高い話題作『センチメンタル・バリュー』をご紹介します。テーマは、愛憎入り混じる「親子」という名のしがらみ。観終わると […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】フランス映画『私のすべて』
今週は、人生を息子に捧げてきた女性の心と体の解放にエールを送り、親と子の新たな人生のはじまりを祝福する映画『私のすべて』をご紹介します。主人公の息子役や、その恋人役として出演した障がいを持つ俳優さんたちにも、心からエール […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】インド映画『ツーリストファミリー』
今週のとっておきの1本は、困窮を極める生活に見切りをつけて、スリランカから命がけでインドに密入国した一家が巻き起こす『ツーリストファミリー』という映画です。昨年、インドでロングランヒットを記録した作品で、人懐こく素朴な難 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】台湾・フランス製作『サリー』
今週は、マッチングアプリで出会った“運命の人”を追って、パリへと向かう女性が主人公。近年、世界中で社会問題化しているロマンス詐欺を題材に、ひとりの女性が大切なものを見つけていく姿を描いた映画『サリー』をご紹介します。 […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『旅の終わりのたからもの』ドイツ・フランス製作
今週のとっておきの1本は、1991年のポーランドを舞台に、NYで生まれ育った娘と約50年ぶりに祖国に戻った父が繰り広げる異色のロードムービー『旅の終わりのたからもの』です。とてもチャーミングな父娘の、ちぐはぐで痛くて忘れ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】『CROSSING 心の交差点』製作国スウェーデン他
明けましておめでとうございます。本年も【とっておきシネマ】をどうぞよろしくお願い致します。さて、2026年最初の「とっておきシネマ」は、トルコ・イスタンブールを舞台に、言葉も世代も文化的背景も異なる人々が、ときにすれ違い […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】日本映画『新解釈・幕末伝』
2025年ラストの「とっておきシネマ」。締めくくりの1本は、およそ150年前の日本に新しい夜明けをもたらしたヒーローたちの「戦い」と「友情」の物語『新解釈・幕末伝』をご紹介しましょう。とはいっても、真面目な幕末ものではあ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】番外編「とっておきシネマ年間ベスト トリデミー賞 !」
今年も残すところ、あと12日。新しい年を迎える前に、今年を振り返ってみませんか。 この「とっておきシネマ」では、2025年にご紹介した映画49作品を一つ一つ思い出し、せっかくなので鳥飼の独断と偏見ではありますが、ベストシ […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】ドキュメンタリー映画『チャップリン』
今週のとっておきの1本は、誰もがその名を知っている、世界三大喜劇王のひとり、そして映画の神様とも言われるチャーリー(チャールズ)・チャップリンのルーツに迫るドキュメンタリーです。チャップリンの業績や素晴らしい作品は知って […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】アメリカ映画『エディントンへようこそ』
先週に引き続き、今週もちょっと緊張感ある作品をご紹介しましょう。パンデミックによってロックダウン状態となったニューメキシコの小さな町〈エディントン〉が舞台。描かれるのは悪い冗談か? 過激な警告か? それとも包み隠さず描か […]
【鳥飼美紀のとっておきシネマ】アメリカ映画『殺し屋のプロット』
今週のとっておきの1本は、なんと“殺し屋”が主人公。記憶を失う病に侵された孤高の老ヒットマンが〈人生最期の完全犯罪〉に挑む物語『殺し屋のプロット』です。名優マイケル・キートンが、監督・主演・製作を一手に引き受けた作品。緻 […]