ちょいと小噺 落語とアニメの非専門サイト

11 Episodes
Subscribe

By: 写楽斎ジョニー

おじさんの趣味のポータルサイト

✂️ Clip this podcast
羽鳥潤監督アニメ『ふたりソロキャンプ』感想
Yesterday at 8:24 PM

そりゃ、みんな、無双して、可愛い子に言い寄られたいのよね。


ユキヒロマツシタ監督アニメ『マリア様がみてる』感想 尊いってこういうことよ
04/01/2026

とてもいいのだが、マツオには理解されない


大沼心監督アニメ『ef』感想 足し算の芸
03/05/2026

かつての名作を、改めて観るというのも、人生の楽しみであります。

幼馴染の紘に恋心を抱く少女・景。だが、その紘は自由奔放な少女・みやこに振り回されていく…。景に興味を持った映画研究部員の京介。景の映画を撮るため、京介は彼女を追う…。建築家の父親を持つ蓮治。彼は駅のホームで景の双子の妹・千尋と出逢う…。音羽という街を舞台に少年少女たちが織り成すさまざまな恋物語。(C)minori/「ef」製作委員会

人気アニメ「ef – a tale of memories.」の第2期シリーズにあたるTVアニメ。火村夕は、自分のことを知っている不思議な少女・雨宮優子と出会う。一方の羽山ミズキは、従兄妹・麻生蓮治の隣に住む久瀬修一が奏でるヴァイオリンの旋律に心を奪われてしまう…。ここに真実の旋律が幕を開ける…。(C)minori/「ef2」製作委員会

思えば、シャフトの名前が超メジャーになったのもこの頃だった気もする。


朝比奈秋著『サンショウウオの四十九日』感想 たまには純文学を
01/26/2026

これは純文学でしたね。

第171回芥川賞受賞作!

同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生を描く、芥川賞受賞作。
周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

一つの体の右左にそれぞれ人格が宿った女性の話。
荒唐無稽のような気がしますが、しかし語り口は落ち着いている。「え?本人そうなん?」と思うような視点の細やかさ。そして、なんともいえない読み応え。

位置: 339

オプション

 アビー&ブリタニー姉妹は胴体が全部くっついているが、首は二本で頭は二つある。ベトちゃんドクちゃんは腰部がくっついていても、それぞれの上半身を持っている。
 私たちは、全てがくっついていた。顔面も、違う半顔が真っ二つになって少しずれてくっついている。結合双生児といっても、頭も胸も腹もすべてがくっついて生まれたから、はたから見れば一人に見える。今でも初対面の人は、私たちの顔を見た時、面長の左顔と丸い右顔がくっついたものとは思わない。結合双生児ではなく、特異な顔貌をした「障がい者」だとみられる。

うーん、小説のテーマとしてよくこれを持ち出したよね。すごく挑戦的。

描くこと自体が差別的と言われかねないと危惧する人はいたんじゃないかな。でも、小説ってそういうことだよね。タブーに切り込むのが、人の心を揺さぶるのに一番手っ取り早い。

位置: 377

彼は名前を順番に呼んだ。濱岸杏さんと呼ばれると私は左手をあげて、濱岸瞬さんと呼ばれると瞬は右手をあげて元気よく返事をした。そして、右半身と左半身を交互に観察した後、彼は私と瞬のどちらでもない場所、つまり境界を見いだした。


山川吉樹監督アニメ『リトルバスターズ!』感想 ”時を操れる能力”ムーブ
01/20/2026

絶望の淵にいた少年、直枝理樹。そんな彼に手を差し伸べたのは、正義の味方「リトルバスターズ」のリーダーを名乗る棗恭介だった。それからはずっと、お祭り騒ぎのような日々。いつしか理樹の心の痛みも少しずつ癒されていった。あれから数年。恭介の就職活動が始まり、理樹は仲間たちがバラバラになることを心配していたが…。

~Refrain~までみた感想です。


増井壮一監督アニメ『青春ブタ野郎シリーズ』感想
12/12/2025

久々に観たけど、やっぱり面白いわ。

桜島麻衣という稀代のヒロイン像をひたすらブレずに賛美し続ける。


長沼範裕監督アニメ『薬屋のひとりごと』感想 こりゃドンピシャ
09/12/2025

あたくしが10代女子だったら狂ったようにハマったろうな

長沼範裕氏は監督とシリーズ構成を兼任。そのおかげか作品の統一感・空気感はシリーズして一貫していたような気がします。ばらつきがあるの、それはそれで好きなんだけどね。

音楽は神前暁さんなど。引き算の音楽であったという印象。最低限、だけどしっかり役は果たす。決してメインには出てこない。素晴らしい。

何と言っても本作はマオマオの魅力でしょう。体格の優れた男子や性悪女史たちにも、自分の芯をもって、やり過ごしたり対立したり。その強さというのは憧れちゃうだろうな。自分が女子だったら(きっと自意識と厨二病を大変にこじらせた扱いづらい人間だったろうから)、間違いなくフェイバリットな作品になっていたでしょう。

残念ながら現実では40代おじさんなので、「クオリティ高いなー」くらいしか感想はなかったですけどね。


Netflixドラマ『エテルナウタ』感想 すごく由緒正しいポスアポ
08/01/2025

こういうのでいいんだよ、と言いたくなりますね。

ある日、ブエノスアイレスに有毒の雪が降り、何百万人という人々を死に至らしめた。生き延びたフアン・サルヴォと仲間たちは、異世界からやってきた見えざる脅威に立ち向かう。Netflixで2025年4月30日に配信開始。

アルゼンチンの友人からのオススメ。
このジャンルでは古典的といって良いものらしく、なんと1950年代に書かれた漫画が原作なんだとか。

確かに核戦争がもっと身近だった時代の雰囲気があって、「死の灰」だの「無線」だの「鉄道」だのが生き生きと現実感をもって描かれています。ただ、コロナを経験した人類からすると、若干雑さは感じますかね。原因不明の大量死を前に、そんな気軽に出かけられる?

また、現代の日本人からみると、だいぶ擦られすぎた設定すぎて、目新しさは感じづらいかも。こっちが本家なんだけどね!と代弁してあげたくなりますね。


小野不由美著『月の影 影の海』(十二国記1)感想 壮大な物語の始まり
06/26/2025

昔、NHKのアニメは観ましたけどね。すっかり忘れています。

「お捜し申し上げました」──女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨(さまよ)う陽子は、出会う者に裏切られ、異形(いぎょう)の獣には襲われる。なぜ異邦(ここ)へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤(どとう)のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸(ほとばし)る。シリーズ本編となる衝撃の第一作。


村上春樹著『街とその不確かな壁』感想 パラレルワールド苦手
05/23/2025

村上春樹の最新刊。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』のパラレルワールドなのか?

村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行!

その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド。

やはり気になるのは『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とのつながり。あの物語の後日談?書き直し?気になりながら読んでみると……

第一部

位置: 203

父親は地方公務員だったが、きみが十一歳のときに何か 不手際 があって辞職を余儀なくされ、今は予備校の事務員をしているということだ。どんな「不手際」だったかは知らない。でもどうやら、きみがその内容を口にしたくないような 類 いの出来事であったようだ。実の母親は、きみが三歳の時に内臓の 癌 で 亡くなった。記憶はほとんどない。顔も思い出せない。きみが五歳のときに父親は再婚し、翌年妹が生まれた。だから今の母親はきみにとって継母にあたるわけだが、父親に対してよりはその母親の方に「まだ少しは親しみが持てるかもしれない」という意味のことを、きみは一度だけ口にしたことがある。

「きみ」の複雑な家庭環境。父親を毛嫌いしていることだけは分かる。やはり内田樹氏がいうところの父の不在ということなんだろうか。

位置: 1,556

 ときおりそのような暗黒の川筋から迷い出てきたらしい不気味な姿の魚が、川岸に打ち上げられた。そんな魚たちの多くは目を持たなかった(あるいは小さな退化した目しか持たなかった)。そして太陽の下で不快きわまりない異臭を放った。とはいえ、実際に私がそのような魚を目撃したわけではない。ただそういう話を聞いただけだ。

これはおそらくやみくろたちが崇拝していた神の姿かと思われる。本作では匂わせただけで全く関係なかったけどね。

位置: 1,782

亡くなった母親と、現在も生きている父親は、わたしのことを本当の娘だと思っていますが(思っていましたが)、それはもちろんまちがった幻想です。わたしは遠くの街から風に吹き寄せられてきた、誰かのただの影に過ぎないのです。

正直、統合失調症かパーソナリティ障害を疑う発言。

ただ、彼にとっては唯一無二の存在である「きみ」。このへんの歪んだ愛情というか、思い込みの激しさというのは若いときの特権でもあり、危なっかしさだよね。そして彼はこれをありのままに受け入れているようにみえます。大した包容力だ。

位置: 1,784

彼らはそのことを知りません(知りませんでした)。そしてわたしのことを本当の自分の子供だと信じていました。そのように 誰かに 信じ込まされていたのです。つまり、記憶をそっくり作りかえられていたのです。だからわたしがそのことで(自分が誰かのただの影に過ぎないことで)どれくらいつらい思いをしてきたか、彼らには想像もつかないのです。

うーん、この発言も別の意味でキツい。あたくしも父親ですからね。娘にそう思われていたらと考えると頭抱えたくなりますね。


村上春樹著『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』感想podcast 2025年
04/24/2025

2019年にも収録しています。
まったく記憶にはありません。

↓その音源

村上春樹著『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』感想podcast 2019年

果たして、人間は成長できているのか。