生活と社会と仏教@沖縄

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By: Ryuji Teruya

この番組は、日本の伝統的仏教教団である真宗大谷派の東本願寺沖縄別院が毎月発行している「東本願寺沖縄別院だより」に掲載されるリレーコラムを、その執筆者であるお坊さんの方々に読んでいただき、聞き手が感想述べたり質問をさせていただく声の聞法だよりです。生活の中で仏教に触れる機会としてお聴きいただけると幸いです。 東本願寺沖縄別院のホームページはコチラ https://shinran-oki.org/ #仏教 #沖縄 #親鸞 #浄土真宗 #真宗大谷派 #東本願寺沖縄別院 #暮らし #生き方 #社会問題 #念仏 #南無阿弥陀仏

#25 本願に願われている自分とは?
06/16/2025

「本願ということほど尊いことはないと思うんです」という曽我量深師の言葉について、西田さんの書かかれたコラムでした。西田さんが一年前の自分に問い返されるようだと語られたように、私たちは生活する中でいつも役職や役割を生きようとして苦しんでいるのではないか。「本来の自分」とは「本願に願われている自分」とは。一瞬一瞬の中に感じられることがあってもなかなかその思いの中で生き続けることは難しい。聞法を続ける中で感じられる本願の願いに耳を傾けることの大切さを改めて学ばせていただきました。

#仏教 #沖縄 #浄土真宗 #本願 #親鸞 #真宗大谷派 #沖縄別院 #曽我量深

音楽:BGMer

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#24 「命どぅ宝」と9条世界宗教者会議での出遇い
05/21/2025

2024年2月に沖縄で開催された「第8回9条世界宗教者会議」にて実際に長谷さん(東本願寺沖縄別院輪番)が見聞きし、世界から集まった皆さんとの出遇いと、「命どぅ宝」という沖縄の言葉を通じて、「命」と「いのち」、そして信仰による行動の意味について深く考えさせれらました(聞き手・僧侶仲西朋子さん)

#仏教 #浄土真宗 #沖縄 #命どぅ宝 #憲法9条 #世界宗教者会議


#23 歎異抄ーさるべき業縁のもよおさば
01/23/2025

 さるべき業縁のもよおさば、いかなるふるまいもすべしー歎異抄に伝えらえる親鸞さんの有名なことばです。読谷村は何我寺(ぬーがじ)の副住職・知花一盛(ちばな・いっせい)さんに、この言葉の受け止めを聴かせていただきました。

 人間は業(ごう)の存在。触れる縁次第でどんな行いでもしてしまう...わが身がそういう者だとは、なかなか気づかないものである

 一盛さんは、この言葉は他人に言う言葉ではない。自分に向けられた言葉としていただきたいと強調されていました。

 そして、人が苦しむ姿として三種類の苦しみ方を見てきた。自分が苦しんでいるということに気づかな人は、他者を苦しめることで、自分は苦しんでいないと思おうとする。例えばパワハラなどは、そういうふうに行われることが多いということを話されていました。

#仏教 #浄土真宗 #親鸞 #歎異抄 #パワハラ #沖縄

音楽:BGMer

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#22 能登半島地震のこと
12/03/2024

 能登半島地震の被災地である珠洲市にはかつて原発建設計画が進められようとしていました。1月23日の東京新聞には28年にわたる原発反対運動を率いた真宗大谷派僧侶の塚本真如さんのことが紹介されています。

 東本願寺沖縄別院で執り行われた今年の報恩講では、珠洲市の長覺寺・濤(おおなみ)恵周住職が登壇され、被災映像を映しながら復旧には程遠い現在の生々しい被災状況を伝えてくださいました。濤さんは、「被災地の事を忘れないでください」とおっしゃっていました。

 今回のポッドキャストでは、沖縄別院便り2024年2月号に掲載された長谷輪番のコラムを再読して、能登半島地震で被災された方々と、その地域で原発建設を阻止のために立ち上がった念仏者の方々に思いを巡らせました。

 そして、国豊民安、兵戈無用(こくぶみんあん、ひょうがむよう 国豊にして民安し。兵も武器も用いることなし)(大無量寿経)の「国豊民安」について考えさせられました。

 また、浄土と娑婆の二重国籍を持つと表現されることもある念仏者が、娑婆世間(実社会)の強風にあおられて揺れ動く生き様についても話題が及びました。

#仏教 #沖縄 #浄土真宗 #真宗大谷派 #東本願寺 #念仏 #能登半島地震 #原発

フリーBGMは下記より使用させていただいています。

オープニング:BGMer  http://bgmer.net

本編:MusMus  https://musmus.main.jp/


#21 「自他ともに」という“縁起”の体験
10/10/2024

“縁起”について、東本願寺沖縄別院の僧侶・岸本雄志さんが、自らの体験や生活実感をまじえて分かりやすくコラムに書いてくださいました。

日常で僕たちは「縁起がいい」「縁起がわるい」などとこの言葉を使いますが、そう言っている時は、自分の都合でものごとの良し悪しをはかっています。本来の「縁起」という言葉は、それとは意味が異なるようです。その意味を尋ねることで、「今、ここにある自分」「今、ここにある社会」を考えていく手がかりが得られるかもしれません。

毎回いっしょに話を聴いてくれている仲西朋子さんが、“得度式”を終えて新しく僧侶になられました。その感想についても聴かせていただきました。

#仏教 #浄土真宗 #真宗大谷派 #東本願寺 #沖縄  #龍樹 #縁起

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#20 “国豊民安”を「自分だけ」に望んでいないか...?
08/27/2024

今回は東本願寺沖縄別院の長谷輪番のコラムをいただきました。「国豊民安 兵戈無用」(国豊かに民安し。兵戈用いることなし)という仏説無量寿経に伝えられる仏の願いが大切にされていますが、この現代、いや人類史の初めから豊かで安らかにいられることが「自分だけ」そうであればいいという願いになっていないか?現代の新自由主義はその極みではないか?これで軍隊も武器も必要としない、戦争のない世界が実現するのか?むしろ遠ざかってはいないか...

#仏教 #戦争 #仏説無量寿経 #兵戈無用 #沖縄

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#19 共に生きているんだから、共に生きなさい
06/21/2024

「人間」という言葉はそもそも仏教用語で、「人」とは同義ではなかったそうです。「世間」というように、「人間」という間柄を生きる存在であると。

人のありさまを仏教では、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天と六つの様、六道(ろくどう、りくどう)で表すそうです。人は一生の中でこれら六つのありさまをぐるぐると巡り繰り返していると。その中で「人」というありさまは「こころの中で葛藤があり、引き裂かれている状態」なのだそうです。では、そのような「人」が共に生きるとはどういうことなのか?東本願寺沖縄別院の僧侶西田和正さんと一緒に、仏教の智慧に尋ねてみました。

#仏教 #浄土真宗 #親鸞 #大谷派 #共に生きる #竹中智秀 #沖縄



#18 「失念」という煩悩
05/10/2024

冒頭では、4月23日から3日間開催された非戦平和沖縄研修の概要が紹介されました。今年の研修では、ますますあからさまになっている沖縄に対する本土との「不平等」に向き合うことがテーマとされていました。

本題は東本願寺沖縄別院の輪番(責任者)長谷暢さんのコラム「『失念』という煩悩」より。

仏教では失念(物忘れ)は煩悩であると。そこには自分に都合の悪いことをないことにしたい自己中心性がある…そういうお話から話題は展開しました。

#仏教 #親鸞 #真宗大谷派 #東本願寺 #念仏 #煩悩 #唯識 #物忘れ #失念

音楽:BGMer

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#18 「失念」という煩悩
05/10/2024

冒頭は4月23日から3日間開催された非戦平和沖縄研修の概要が紹介されました。今年の研修では、ますますあからさまになっている沖縄に対する本土との「不平等」に向き合うことがテーマとされていました。

本題は「『失念』という煩悩」。仏教では失念(物忘れ)は煩悩であると。そこには自分に都合の悪いことをないことにしたい自己中心性がある…そういうお話を東本願寺沖縄別院の長谷輪番からお聴きしました。

#仏教 #煩悩 #唯識 #物忘れ #失念 #東本願寺 #沖縄 #真宗大谷派 #親鸞 #念仏 #南無阿弥陀仏

BGM素材:BGMerより(https://bgmer.net/)


#17 (再編集)「生死出ずべきみち」の生死とは?
05/08/2024

何我寺(ぬーがじ、読谷村 知花昌一住職)の副住職を務める知花一盛さんのコラムから「生死出ずべきみち」という言葉の受け止めについて聴かせていただきました。

音楽:BGMer

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#16 (再編集)お供え物は変化する
05/02/2024

沖縄のお盆の芸能であるエイサーの由来は念仏踊りと言われます。亡き母を救いたい…先祖供養の心理的起点ともいえる亡き親への追慕。これに仏教はどう応えたのか?今回の対話、「お盆」の由来とされる仏教経典にそのことを尋ねる展開となりました。盆正月、しーみー、法事のお供え物について。

音楽:BGMer

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#17 「生死出ずべきみち」の生死とは?
04/22/2024

何我寺(ぬーがじ、読谷村 知花昌一住職)の副住職を務める知花一盛さんのコラムから「生死出ずべきみち」という言葉の受け止めについて聴かせていただきました。


#お供え物は変化する
03/31/2024

旧正月、旧盆、清明祭(シーミー)、お彼岸になると沖縄の“先祖崇拝”の仏壇(トートーメー)には重箱に詰められたご馳走(クヮッチー)がお供えされます。沖縄ならではともいえるこの様式は仏教的にはどうとらえたらいいでしょうか?

滋賀県、石川県という浄土真宗の盛んな地域から移住し、沖縄の人と結婚して沖縄で家庭を築いているお坊さんや門徒さんとのクロスカルチャーセッションとなりました。お盆の由来となっているお経の話も出てきます。


#15 「仏」は複数形。ガンジス河の砂粒ほどの諸仏から届く教えの前に
01/16/2024

「普段の生活の中で、我々は好き嫌いを自分の中で分別して、どこまでも自分の物差しで良い悪いと判断してしまう生き物なので、生きている限り煩悩の日は消えることなく増すばかりです。親鸞聖人は...」

#大乗仏教 #浄土真宗 #念仏 #本願 #親鸞 #東本願寺沖縄別院


#14 ラグビーワールドカップ
12/18/2023

ラグビーというスポーツは他の多くのスポーツと異なり、ワールドカップ(世界大会)での各国代表が様々な国籍の選手で構成される。この事例から「日本人」の認識における人種的偏見について、東本願寺沖縄別院の輪番・長谷暢さんが述べられています。そして、国籍、民族、肌の色等による差別の問題へと会話は展開。そして、聞き手の仲西朋子さんの体験談。あるインド人が養護学校の子供たちに向けて言った謝罪の言葉が胸に刺さります。

#人種差別 #障害者差別 #外国人差別 #植民地主義 #仏教 #浄土 #本願 #東本願寺沖縄別院 #真宗大谷派 #親鸞


#13 「今、ここ」を生きた太古の人々
11/06/2023

今回の仏教のお話は、いつもとは違った切り口というか、仏教らしくないところから入ってみるようなスタートでした。お釈迦様の弟子は、神通力(超能力?)が使えたというような話がお経には出てきます。仏教に限らず、キリスト教の聖書などでも同様です。

お経にでてくるそういう常識外れの表現や逸話は、一つの比喩だろうくらいに思っているのが正直なところですが、縄文時代はどうだっただろうか?ほんとにただの比喩表現で済まされることなのか?

そういう問いの投げかけから、やはり仏教の主題ともいえる「今、ここ」を生きるということに話題は収れんしていきました。

#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #真宗大谷派 #東本願寺 #大無量寿経


#12 座間味島と流刑
10/07/2023

琉球王国時代、薩摩藩の影響で浄土真宗が禁制であったにもかかわらず、親鸞聖人と同じ本願念仏の教えに帰依し、流罪となった仲尾次政隆が石垣島へ流刑となる際、風待ちなどで約1年間滞在した島が座間味島。

#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #禁教 #隠れ念仏 #琉球王国 #座間味島 #帆掛サバニレース


#11 雨の日は雨の中を 風の日は風の中を
09/29/2023

雨の日は雨の中を

風の日は風の中を

(相田みつを)

今回は読谷村の何我寺(ぬーがじ)のお坊さんで東本願寺沖縄別院にも在籍している知花一盛さんにお話をお聴きしました。

相田みつをさんの言葉を取り上げてくださいました。

#仏教 #沖縄 #親鸞 #浄土真宗 #東本願寺 #何我寺


#10 念仏と拍手
09/21/2023

仏教の法話を聞いた後にはなぜか拍手をすることがない。法話によって「あなたはそれでいいんですか?」と問われたときに、「素晴らしい!」と賞賛の拍手をする気にはなれないだろうから。しかし、法話によって自分自身では問えなかった自分を問い返されたときの感銘、問いに出会ったことの感銘によって素直に拍手をしたくなる。そういう自然な拍手はあってもいいじゃないかと僧侶の長谷さんはおっしゃいます。

はじめて法話を聞きに来られた方に感想を尋ねてみると「こんな話いままで聞いたことがなかった。初めて聞きました。」という返答が返ってきたとのこと。この感想は僕自身ももったことがあるし、よく聞く感想ではある。しかし、法話で話されていることは荒唐無稽なへんてこりんは話ではなく、「それはたしかにそうだよな」と頷くしかない道理ともいえる当たり前の話が展開される。ではなぜ、そのあたりまえの「道理」の話を聞いて「こんな話、初めて聞いた」という感想を持つのか?

なぜだろうか?そこの言語化が難しい。

長谷さんの言葉を借りれば、初めて聞いた真宗の教えは、

想定していた仏教の話とは全然違う。

かといって小難しい学問的な話でもない。

笑いが起きるような話でもないし、感動が起きるような話でもないのだけれど、

何かが深く心に残っていく。

「こんな話聞いたことがなかった」といったその人の感想は、かなり的を得た表現だと。

そこにはどうも、通常の“講演”というものとは異なる、話し手と聞き手を包み込む主体と客体の関係性になにかカギがあるような気もします。

そこの興味深さに、あれこれ話は展開していきました。

#仏教 #浄土真宗 #親鸞 #沖縄 #法話 #経典 #対機説法


#8 三方よしー近江商人が伝えた教え
09/01/2023

売りよし、買い手よし、世間よし

近江商人・伊藤忠兵衛が残した有名な言葉ですが、「世間よし」とどういう事なのでしょうか?


#仏教 #近江商人 #伊藤忠兵衛 #浄土真宗 #親鸞


#8 「しんどかったな」何気ない言葉が開いた、認めあう関係
08/26/2023

今回は名護市は屋我地島、済井出のご出身の30代の僧侶・岸本さんにお話をうかがいました。

沖縄国際大学を卒業後福祉の道に進み、福祉施設利用者との出会いの中から尖っていた自分の心が和まされ、素直になっていった。

それが、やがて仏法にあわせていただくための、あゆみだったそうです。キーワードは「しんどかったな」


#7 「慰霊の日」におもう
07/26/2023

東本願寺沖縄別院たより2023年7月号のコラム「『慰霊の日』におもう」を執筆された僧侶長谷暢さんにお話をお聴きしました。

戦争体験者が減る中で「戦争体験の継承」という課題を、仏教僧侶の視点から考えた時、「物語」の有効性が見えてくるという一つの提起。

#沖縄戦 #慰霊の日 #戦争体験 #継承 #仏教 #浄土真宗


#6 「君たち、何をそんな暗い顔をしているんだね?」
07/15/2023

自力の心を翻して本願を頼み、念仏して浄土往生しようということは、人々が近代的自我を生きる現代においてはどういうことなのか? 中世の時代から現代まで、時代を貫いて届けられる親鸞聖人の仏教領解に学ぶ道。悶々闇々としているとき、その道を照らしてくれたのが「君たち、なにを暗い顔をしているんだね?…」という呼びかけから始まった先生のある言葉だった。その温かく柔らかい心に触れたとき、思い込みから解放され目の前が明るくなった。そういうエピソードを聴かせていただきました。


#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #真宗大谷派 #東本願寺 #沖縄 #自力 #回心 #念仏


#5 若きロックンローラーはなぜ僧侶になったのか?(後半)
07/09/2023

心理カウンセラー養成機関の講師を務めながら、自分自身を見つめるにつけ、自身の心に直面せざるを得なくなった。その時に歎異抄に出遇った衝撃とはどんなものだったかを聞かせてくださいました。

そして僧侶になり、縁あって10年前に沖縄に着任。ここにきて、本土とは大きく異なる状況を体験したそうです。

ある家の法要を終えた直後、おじさんがかけてくれた一声に、何かが崩れ落ちる思いがしたとのこと。

#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #東本願寺 #沖縄 #歎異抄 #心理カウンセラー


#4 若きロックンローラーはなぜ僧侶になったのか?(前半)
07/08/2023

かつてロックミュージシャンを夢見ていた若者が、バーテンダー、心理カウンセラーを経て僧侶になりました。心理カウンセラーの基本的姿勢である来談者中心療法(Person Centered Approach)と、お釈迦様や親鸞聖人の月愛三昧(がつあいざんまい)の共通点について語られます。

#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #沖縄 #坊主バー #心理カウンセラー #来談者中心療法 #カールロジャーズ


#3 幸せについて
06/25/2023

僧侶・長谷暢さん(東本願寺沖縄別院輪番)にお話をうかがいました。

本当の幸せとは?仏教ではどう教えられているのでしょうか?

自分の思いどおりになることが幸せなのか?

「解決しない問題はない」とある人が言ったそうです。

#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #沖縄 #幸せ


#2 「心の中のこと」だけが仏教の問題意識ではない
06/16/2023

滋賀県のお寺の長男である長谷暢さん(50歳)。どうして琉球大学の理系学部に進学したのか?

そして沖縄の女性と出会い、家庭を築き、今は東本願寺沖縄別院の輪番(責任者)を務める。

長谷さん曰く、仏教とは心の中の問題だけを対象とするのではなくて、

人は誰しも社会という関係性の中でしか生きていけないという事実を押さえて、

その事実の上で人間の在り方を問うていくもの...

#仏教 #沖縄 #浄土真宗 #親鸞


#1 深く広い海に浴する
06/01/2023

「その篭を水につけよ」(蓮如上人御一代記聞書)

を題材としたコラム。東本願寺沖縄別院たより2023年6月号より。

執筆、お話は読谷村にある道場「何我寺」(ぬーがじ)を拠点に活動する青年僧侶、知花一盛さん。沖縄別院での職を兼務しています。

蒸し暑い不快な季節。でもそれは恵みの季節でもあり…



はじめに②ーいのちの現実から問われる私ー
05/31/2023

手塚治虫さんの長編コミック「ブッダ」を契機に仏教に興味を持ち、「歎異抄」と出会い聞法生活を続けるようになったいきさつを自己紹介として述べました。

#仏教 #沖縄 #親鸞 #浄土真宗 #東本願寺沖縄別院 #歎異抄 #生活 #社会問題


はじめに
05/28/2023

手塚治虫さんの「ブッダ」という長編コミックを高校生の時に読みました。

それから数十年たって、「私」とはいかなる存在か?という疑問を持つようになったときに、仏教に尋ねてみようと思いました。

コミック「ブッダ」のクライマックスに、インドのある王国のイダイケという王妃と、その息子のアジャセという王子が登場します。この母子におこった事件をとおして、人間とはいかなるものかを明らかにして、その人間の生きていく方向性を示す。というのが浄土真宗ではないかと考えています。詳しいことはこのポッドキャストに順次出てくださるお坊さんにお聴きしていきたいと思います。

#仏教 #親鸞 #浄土真宗 #真宗大谷派 #東本願寺沖縄別院 #王舎城の悲劇